きっかけは「学び合い」。
ブログを書きたいと思った理由。
先日、「学び合い」の研修に他分野ながら参加させていただきました。
『知識』が足りなくても、いいじゃないか。
分からなければ、分かる人に聞いたっていい。
教科書や参考書やインターネットで調べたっていい。
最終的に、決められた正解が出せなかったとしても、
“取り組んだ”という事実は糧になる。
大切なのは、チームのみんなが同じ課題に、協力して前向きに取り組むこと。
そしてもっと大切なことは、
同じ目標に向かって取り組む過程で産まれる、有機的なつながり。
試行錯誤の経験や、自分をコントロールする感覚。
自分の欲求だけを押し通すことはできないけれど、意志は示さないと伝わらないってこと。
全然違う意見も、場合によっては受け入れること。
何よりも、自分と同じように流動的に動く他人やチーム全体との関わり方を体感して、自分の五感(本当は七感)で感じ取りながら解釈して、そこから生まれたモノを自分の中に取り入れていく経験をすること。
そして、こういう活動が、うまくできないタイプの人も、中には“居る”ってこと。
色んな人がいて、みんな、同じチームなんだっていうこと。
社会に出たら、この『協働作業』での失敗が、取り返しのつかないことにつながることだってあります。
特に最近は、一度の失敗も許されないような雰囲気が蔓延している。
でも、子どものうちは、たくさん失敗してOK!
自分はどういう人間で、どういう特性があって、どんな風にしたいのか。
それをゆっくり探求できるのは、きっと生徒・学生でいる間だけなんだろうと思います。
作業療法士として働きながら日々大切にしていることと、
「学び合い」を研究している先生方の理念は、リンクしている。
そう思ったら、色んなワクワクが生まれてきました。
このブログを書こうと思ったのも、そのひとつです。
私が知っていること伝えることで、一から探さないで、良いとこ取りしながらもっと素晴らしいものを作り上げてくれる誰かがいるかもしれない。
こういうコラボレーションの方法もあるんだってことが、発信できるかもしれない。
そう思ったら、ひとりでうじうじしているなんてもったいない、と思えてきました。
今はまだ、何の役に立つかわかりませんが、とにかく自分の考えを整理する良い機会だと思って、書いていきたいと思います。